活動報告
- ACTIVITY REPORT
【『命の尊厳』を守る終末期医療を】
2025年7月12日
活動報告
超高齢社会を迎え、最期の迎え方は自分で決めたいという声が高まっています。
終末期を迎える人の医療については、引き続き治療を希望する人はもちろん、
たとえ延命治療を望まない場合でも、その『本人の意思』を尊重することが重要です。
家族や医療現場が混乱することなく、本人の希望通りに穏やかな最期を迎えられる仕組みづくりを、超党派の「終末期における本人意思尊重を考える議員連盟」の会長として、党を超えた連携を現在進めています。
その点、他党のことではありますが、参政党の終末期延命治療に関する公約には疑問を抱かざるを得ません。
医療費削減が目的のようですが、「胃ろう、点滴、経管栄養等の延命措置は原則行わない」「終末期の延命措置医療費の全額自己負担化」とは、
命の重さをどう考えているのか。
また、そもそも治療の有無など、政治家に決める権利はありません。
昨年も、他の政党の若き代表が、終末期医療について口にした後にすぐに撤回をしていたことを思い出します。
死生観や倫理観に関わる問題だからこそ、「命の尊厳」の問題として、我々は真摯に取り組んでまいります。
